3-4.写真記録|奈良~仏像三昧②円成寺、般若寺、法華寺、海龍王寺、不退寺

奈良二日目は、市の中心部の東より、円成寺からまわります。まず近鉄奈良で奈良交通のバス1日フリー切符500円を買いますが、この日は土日祝日だったので、切符がなんと木簡でして、これを首からぶら下げて一日歩くと、お寺によっては拝観料が割引されたりするということになりますので、お得です。

円成寺
で、まず円成寺に向かいます。拝観は朝早くからのほうがいいので、夏休みだからといって寝坊せずに9時ごろにはバス停に着いてバスを待ちます。円成寺はフリー切符の範囲外なので、降りるときに木簡を見せながら、差額をICカードで払います。
この付近からハイキングに行く人も多いらしく、土曜日だったせいかいかにも山歩きという格好をした賑やかな人たちが大勢バスに乗っていました。しかし、バスを降りてお寺に行く人はほとんどいませんでした。したがって、お寺は静かでよかったです。
この日の朝は雨がぱらついていて、カメラのレンズに雫がついています。

円成寺は忍辱山というバス停で降りてすぐです。忍辱山は「にんにくせん」と読みますが、私もこれ、読めませんでした。
円成寺に来た理由は、東京国立博物館の『運慶展』で見た運慶最初の作品である大日如来を、実際のお寺で観たかったからです。ただ、大日如来様は本来多宝塔に安置されているのですが、保護のため現代風の建物に移されており、多宝塔には東京芸大が模造した大日如来様が代わりに安置されています。これもなかなか立派でした。
円成寺のご本尊は本堂の阿弥陀如来坐像です。その脇を四天王が守護しています。
桜門の前には庭園が広がり、その中心の池の反対側から見る桜門が素敵です。
桜門の前には庭園が広がり、その中心の池の反対側から見る桜門が素敵です
池のそばには食堂もあって、お昼ご飯を食べてからまたバスに乗って奈良市内へ戻ります。

般若寺
忍辱山からバスに乗り市内に戻る途中の東乃阪町というバス停で降りれば、歩いて5分ほどで般若寺に着きます。我々と同じ意図で東乃阪町で降りた人がほかにも2人いました。般若寺はコスモス寺ともいわれるほどコスモスが咲くと綺麗だそうです。
入口で銅鑼を鳴らす
ここでは、白鳳秘仏の小さな阿弥陀如来が特別公開されておりましたので拝観。入口で銅鑼を鳴らすとガラガラっと引き戸が開けられ、中に入って小さな阿弥陀如来を拝みます。

ご本尊は本堂の八字文殊菩薩騎獅像です。これも大きなものではありません。後日文殊院で物凄ーく大きな文殊菩薩騎獅像を観ますが、これに比べるととても小さなものです。文殊様と並んで、四天王や不動明王などがおわします。また桜門を見上げると、そこには毘沙門天。


法華寺
般若寺から東大寺大仏殿を見ながら坂を下りバス停へ。一度近鉄奈良に戻り、西大寺方面のバスに乗り換えて、法華寺へ。ご本尊の十一面観音と、文殊菩薩騎獅像などを拝みます。このお寺には浴室(からふろ)や民家を移築した光月亭などがあります。

海龍王寺
法華寺から歩いてすぐの海龍王寺に行きます。ここにも本尊の十一面観音をはじめ、文殊菩薩、愛染明王、毘沙門天など多くの仏さまがおわします。また堂内にある五重
小塔が国宝というのがちょっと珍しいです。



不退寺
さらに十分ほど歩いて、不退寺です。聖観世音菩薩立像と、五大明王が立派です。


このルートで不退寺を出ると16時過ぎ。二日目に一気に五つのお寺を周って仏像満喫状態でした。
バス1日フリー切符500円