4-2.No.0007┃映画: 太極ゼロ(原題:太極之従零開始) / 太極英雄(原題:太極之英雄崛起)

┃監督: スティーヴン・フォン(馮徳倫)
┃TITLE: 太極ゼロ(原題:太極之従零開始) / 太極英雄(原題:太極之英雄崛起)


映画: 太極ゼロ若き楊露禅が陳家溝に行き陳家武術を習得するため弟子入りを請うもなかなか叶わず、やっとのことで入門、修行したのちやがて北京に出て、宮廷武術家だった八卦掌の董海川と御前試合をして認められ、楊式太極拳の宗師となった、という逸話は中国では過去たくさんドラマ化されています。
この『太極~』シリーズもストーリーの骨組みはこの楊露禅の物語がベースで、それに、中国映画ならではの奇想天外なエピソードとアクションが加わって、結構愉しめる(マニアには)映画になっています。
三部作らしいですが日本ではまだこの二作しか公開されていません。二作目で楊露禅は董海川と御前試合をして認められるまで物語が進みますが、すると三作目はどんなお話なんでしょう?

スー・チー(舒淇)が楊露禅の母親役で出てきて、冒頭で死んでしまいます。
4-2.No.0006┃映画: 燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘(原題:『打擂台』)
でも紹介した往年の武術スター、ブルース・リャン(梁小龍)が最初のほうに出てきます。なぜか、彼の役名が「董」です。でも、楊露禅に「陳家溝に行け」と言い、官兵との戦ですぐ戦死してしまいます。
熊欣欣さんも陳家溝の入り口で、門番のような役目として出てきます。何度か、ちらっとだけ、陳家拳を。
それから、この映画のプロデューサーでもあるダニエル・ウー(呉彦祖)が怪僧として出てきて、陳家溝の弟子たちを吹っ飛ばして去ってしまいます。これだけです。

さて、この二作、何が愉しいのかというと、存在感も知名度もある俳優さんたちが端役として出ているのを観るのが愉しいのです。

主役では、レオン・カーファイ(梁 家輝)が陳長興(陳家武術の本家のような方)を演じています。都で御前試合をすることになる八卦掌の宗氏はなぜか董海川ではなく「李」という姓で、ユン・ピョウ(元 彪)が演じています。
最後は楊露禅と元彪の、陳家拳(太極拳)対八卦掌の立ち合いになるわけですが、一見わかりづらい内家拳どうしの戦いをうまく描いているように思います。
なんといってもアクション監督がサモ・ハン・キンポー(洪金寶)ですから。これでお腹いっぱいです。