1-1.生活:自転車はブレーキをかけよう!! だって「おもてなし」の国なんでしょ?

日本国籍を取り余生を日本で過ごすことを決めたドナルド・キーン氏が『暮らしの手帖』のエッセイで、日本は好きだがひとつ嫌いなことは、都会の歩道を走る自転車だ、というようなことを書いていました。
しかして都会の自転車の走り方はほんとに酷いです。おもてなし、どころの話ではないですね。
話は違いますがほんとに恥ずかしげもなく「おもてなし」なんてやったもんです。さらにそれが流行語大賞の候補だかなんだか。オリンピックの招致プレゼンをやった人たちはたぶん、そのへんの道端をぶらぶら歩いたり自転車で散歩などしないのでしょうか、だから気づいてないのかもしれませんが。

それはさておき、私も都内の自転車乗りは嫌いです。私も自転車に乗りますが、嫌われる人にならないようにすると同時に、他の自転車の運転が怖いので嫌いです。

とにかくまず、自転車の走り方として大事なのは、

危ないと思ったり思う前に”ブレーキ”をかける

ことだと思うのです。
狭い歩道で前方に人がいたらハンドルで避けるのではなく、ブレーキ(で止まる。あるいは減速する)。
すり抜ける幅があったとしても、さらにその前方に他の歩行者がいたり他の自転車がいたら、交差するときにどんな危険があるかわからないので早めにブレーキ(で止まる。あるいは減速する)
信号のない住宅地の路地の交差点では一時停止のブレーキ(で止まる。あるいは減速する)

自転車に乗る人たちには、なによりこうしたことをちゃんと認識してもらう必要があると思います。

ブレーキをかけずに速いスピードのままで歩行者の横をすり抜けたりすれば、不意に歩行者が動くと接触する危険があります。人が動かなくても接触してくる自転車も多い。というか、ぶつからないように歩行者のほうが危険を感じて避けているからなんとかなっていることが多いようですが、そもそも歩道では歩行者優先だし、譲り合いも大事。だって「おもてなし」の国民なんでしょ?
「すみませぇーん」と言って真正面から減速もせずに突っ込んでくる感じの良い自転車乗りもいます。声をかけたら自転車が優先になるわけではありません。ちゃんと止まりましょう、目の前に歩行者がいるんですよ!。

また狭い歩道では、目の前の歩行者をうまくすり抜けたとしても、その先にいる歩行者、自転車の動きまで考慮しないといけません。自動車なら少なくとも前方100メートルくらいの交通状況を見て処置をとるのが当然ですが、自転車は子供はおろか大人もそれをしないので、歩行者の間をクネクネとすり抜けていきます。危ないのでハンドルを切る前にまずブレーキをかけましょう。子供を乗せたお父さんお母さんが結構なスピードで歩行者の間をすり抜けていくのを見ると、非常識だと思うと同時に怖いですね。もし歩行者にぶつかって怪我をさせたうえに自分も転倒したりしたら大変なことになるのに。

ともかく周りをよく見て早めの判断をして、ブレーキ。
歩行者は電柱や立木のような障害物ではないのです。