1-6.情報社会: 妙な本が売れている? ~ 「片づけ」、とな

たまたまテレビで、『人生がときめく片づけの魔法』というのをつい観てしまいました。どうでもいいんですが、一応書いておきます。

原作はもう160万部だか売れてるらしいですが、これ図書館で借りようとしたら何百人もの予約待ちで借りられず、かといって買うほどの本には思えないのでまだ読んでいません。家にはすでに180cmの本棚が三つ、いや、図版用のモノも入れると四つ、壁一面に並んでおり、手元に置いておきたい本は厳選しています。
そしたらドラマでやるらしいというので観てみた、という次第。
ドラマを観る限り、内容(片づけの方法や考え方)自体は別になんてこともない。私にとっては目新しい発想も、段取りもない。例えば場所別にやるかモノ別に考えるか、という方法論の違いも、ドラマでは確かモノ別に取捨選択すべしと言ってましたが、適切に運用できればどちらでやってもちゃんと片づけられます。やはり肝心なのは自分で思考して嗜好して試行して、自分なりに思想化しているか、というだけの話だと思うのです。

するとどうやら、これは所謂「ごみ屋敷」にしてしまう人や、足の踏み場もないほど散らかしてしまう人を、「普通の人」レベルに引き上げる程度の話でしかない、という風に見えました。低いレベルから普通に持っていくだけの話。なのになんでまたこれがそんなに売れているのか、やはり不思議。
日本中の片づけられない人がみなこぞって買ったのでしょうか?
それとも「1-8.「自分で考える」を考える ~ 妙な本が売れている?」と同じ話で、ドラマでは出し惜しみしておいて、お金を出して本買ったりセミナーに参加すると、目からうろこのような話が聞けるのですかね。

だとしても、私には不要です。私は昔から相当の物持ちですが、片付いてるし、掃除もしてます。
「断捨離」と違ってこちらはヨガやらなにかをネタにして発想を拡げた、というようなことではないらしく、その点はまあよいと思います。
「断捨離」はヨガの思想を日常に落とし込んだ、という話ですが、セールスの意図があるのかもしれませんし、でも何を言おうとまあ自由なのでいいですが、くれぐれも、真剣にヨガや気功を修行している人たちに失礼のないように、ヨガや気功を汚さないようにしてほしいもんだと思います。

でもとにかく、なぜかこの手の本がやたら売れている、という情況自体が奇妙でなりません・・・。