1-1.生活:都市放浪について ― 実は旅行はそれほど好きではないのでして・・・

都市放浪とは所謂目的のない散歩というようなイマージュですが、そもそも家でじとっとしているのが好きで、まして旅行なんかはあまり好きではありません。

旅となると、飛行機や電車を選んだり、宿泊その他いろいろな段取りを組まなくてはいけなくて、面倒で大変です。
目的地に行くまでに時間もかかるし、荷物を持って歩くのもやっかいだし、まして外国なんてことになると東南アジアでも飛行機で6時間前後、外貨を買ったり、頭を切り替えて英語を話したりともう大変極まりないのです。稀にこんな大変なことも起きてしまいます。
だから、散歩でも旅行でも、出かけるまでに、出かける気になるまでに結構時間がかかってなかなか動き出せないことが多いのです。

ある休日があったとします。朝のんびり起きてみるとわりと天気もいいし、少し出かけようと思っても、部屋でごろごろしながら何か読んだりあれこれ思案したりしながらいざ家を出るのは夕方になってから、なんてことが多いわけです。
旅行はある程度前だって計画しておかないといけませんが、東南アジアに出るにもぎりぎり二週間前に予約、なんてことがよくありました。以前は格安航空券を使っていたので、せめて二週間前までにはなんとかしないと航空券が取れないことが多かったのです。現在はLCCなどで航空会社に直接予約を入れていくかたちなので座席さえ空いていれば直前でも大丈夫でしょう。にしても、仕事やら諸々のことを考えると普通は何週間か前には計画していくのがふつうでしょうが、腰が重く、いざ行くと決めてぎりぎりになって動くことが多いのです。
そういう性質なのです。

だから都市放浪なんつっても、たまたまカメラを持って街歩きをした結果の記録でしかないわけです。でも、街歩きは好きです。なぜマレーシアまで行くかといえば、旅行が好きだらかではなくて、街歩きが楽しいから。それだけです。ぶらぶら歩いて何か食べて、前後左右上下に見えるものを写真撮って、それだけです。
歩くと大腿四頭筋がよく動くので、脳が働くことがあります。人間の体で一番大きな筋肉を刺激するからだと言われてます。でも別に、脳を刺激して何か発想を得るために散歩するわけではなくて、あくまで歩いたことの結果です。でも出かけようかどうしようか最後まで迷ってからやっと外に出て歩いていて何か着想があっても、そういうときの街歩きでは紙と鉛筆を忘れていたりして、思いついてもすぐに忘れてしまいます。最近はバッグに紙と鉛筆を入れておくようにはしていますが、そのことすら忘れて歩いていることもあるので結局同じです。
困ったものです。